子供はお母さん、お父さん、が大好きですよね。
勉強のやる気が出ない子供もお家の人が一緒ならできてしまう子が多いと思います。
私は、子供達が小学校までは、勉強の時間はなるべくそばにいるよう心掛けました。
今回は我が家流、勉強のやる気が出ない子供の勉強法を紹介します。
勉強のやる気が出ない小学校低学年の子供の勉強法

私は、子供達が小学校に通うようになり、もしも勉強について行けず勉強嫌いになったら可哀そうだと考えていました。
しかし、我が家は子供が3人で、小学校から塾に通わせる余裕はありませんでした。
そこで小学校の学習内容だったら子供に教えてあげることができると思い、子供達と一緒に勉強することにしました。
お家の人と一緒に勉強をする
皆さんが子供の頃、学校の宿題をしているときに親や兄弟がテレビを見て笑っていたり、うるさい話し声が聞こえてくるとやる気が無くなりませんでしたか?
私は、もともと勉強があまり好きではなかったので、特に小学校くらいまでは周りがうるさいと尚更やる気が失せていたのを思い出します。
私は、幼い子供の場合は、お家の人が一緒に勉強するのが一番だと考えて、毎日決められた時間に目の届くダイニングテーブルで宿題や通信教育の問題集に取り組ませていました。
家事が一段落すると子供と一緒に座って、学校で配布されたプリントに目を通したり、子供の宿題を見てあげたり、「今は皆で勉強をする時間だよ」という雰囲気を作りました。
毎日、何度も宿題をやりなさいと言わないとなかなか始めませんでしたが、夕食を済ませてお風呂に入れてスッキリさせてから始めさせるようにしていたら、だんだん習慣化していったのでしめしめと思いました。
現在、上の子は大学生ですが、今でも入浴後は「勉強するぞ」というスイッチが入ると言ってますよ。
分からないところはお家の人が教える
皆さんが子供の頃、勉強で分からないところが有ると、面白くなくなってしまいませんでしたか?
幼い頃から、お医者さんになりたいとか、看護師さんになりたいとか、夢を持っている子供は自ら進んで勉強したり塾に行くかもしれませんが、その様な子供は珍しいですよね。
私は、宿題で分からないところが有っても、勉強が苦手な父や母に教えてもらうことはほとんどありませんでした。
分からないところはそのままでしたので、勉強に対して苦手意識があり、成績は図工と体育は5段階評価で5でしたが、他はだいたい3でした(1と2は無かったですよ)。
このような感じで、小学生の時は勉強が楽しいと思ったことが全くありませんでした。
しかし、中学校に入って通信教育を受講するようになると、解説が丁寧に書いてあり理解ができたので好きな教科の成績は伸ばすことができました。
私はこの経験から、子供達には『分からないところは作らない』でいこうと決めたのです。
そこで我が家では通信教育を受講させ、学校の勉強の予習や復習ができるようにし、子供がつまづいた問題は直ぐに教えてあげました。
しかし、幼い子供に長時間勉強させるのは難しいので、宿題と合わせても1時間以内には終わる様に気を付けていた方が良いですね。
勉強を教えてくれる人、特にお母さんやお家の人がそばに居て、ダラダラと時間だけが過ぎることが無く短時間で切り上げられると分かっていた方が、子供は抵抗なく机に向かうことができる様に思います。
何とか子供達は、ほぼ毎日勉強を継続することができたので、勉強に対する苦手意識を持つことが無く、勉強のやる気はあまり有る方ではありませんでしたが、嫌いになることは無かったみたいですよ。
勉強のやる気が出ない小学校高学年の子供の勉強法

小学校高学年になると受験を考えるご家庭もあるかと思います。
受験を考えた場合、小学校3年生の2月から入塾される方が多いようですね。
我が家の双子の息子も中学受験をしましたが、入塾は小学5年生の3学期からでした。
勉強のやる気はそれほど無かったので塾に通うのは少し遅かったかもしれません。
塾に通っていない場合
我が家では塾に通うまでは、これまでと同じ方法で家庭学習をさせていました。
夕食を食べた後に入浴させ、スッキリさせたところで、ダイニングテーブルで宿題や通信教育の問題をさせます。
もちろんテレビは消して静かにし、「今は皆で勉強をする時間ですよ」といった雰囲気を作ることを大切にしていました。
高学年になると学習の内容が難しくなりますが、お子さんに教えることができる方はなるべく教えてあげたり、教えるのが苦手でもそばに居た方が、子供達の机に向かうストレスを軽減できるような感じがしました。
なぜかというと、息子が問題を解いている隣に座っていると、「お母さんが隣にいるとこの問題が解けるような感じがするよ」と言ってもらえたことがあったからです。
小学校高学年といっても、まだまだお母さんやお家の方と一緒にいるほうが安心していられる様ですね。
塾に通っている場合
上の子の場合は、5年生の3学期になって塾に行きたいと思ったようです。
自分から塾に行きたいと言っただけあって、塾の宿題には私がやりなさいと言わなくても、進んで取り掛かりました。
しかし、分からない問題にぶつかると続けるのが困難な様子でしたので、やはり助けが必要だなあと思ったのです。
そこで私は、自分の時間をほぼ子供の宿題を解く時間にあてて、子供のサポートをしました。
小学生の問題といえども、さすがに入試の過去問になると、私にはちょっと難しかったです。
当時私は、仕事はパートに少し出ていただけなので時間に余裕があり、子供の勉強を見てあげることができましたが、子供に教える時間はなくても、漢検や英検を受けるママ友が身近に意外と多かったことに驚きました。
そのママ友は皆、中学受験をする子供達のお母さんでした。
やはり子供が勉強をしているときは家族も一緒に頑張っているほうが、子供のやる気を引き出せるのではないかとつくづく実感しました。
勉強のやる気が出ない中学生の子供の勉強法

中学生になると、目標や夢が定まってくるお子様も少しずつ増えてくるのではないでしょうか?
我が家の長男の場合は、早いうちに目標ができたので勉強はあまり好きではないと言いながらも学校の予習や復習は進んで取り組んでいました。
しかし、次男や長女はなかなか自分の目標や夢が見つからず、勉強が苦痛に感じられたようなのです。
子供の夢や目標が定まっている場合
中学生になると、さらに学習内容が難しくなりますよね。
私がそばに居ても教えてあげることができず何の役にも立ちません。
いくら目標が有ると言っても、周りがうるさかったら勉強に集中ができませんし、やる気もなくなります。
そこで我が家では、中学生になると1人で集中できるように各々の部屋に勉強机を置くことにしました。
また、長時間座っても疲れにくい椅子を選んだ方が良いですね。
ちょっと高価でしたが、座り心地の悪い椅子よりも、ずっと座っていたいと思える様な椅子にして良かったと思っています。
とにかく居心地の良い空間で勉強をさせることに力を入れました。
引き続き分からないところは作らせないように通信教育は継続させていたのですが、子供達は分かりやすくまとめてあるのでとても役にたつと話していましたよ。
子供の夢や目標が定まっていない場合
目標が有る無い関係なく長男と同じように皆、勉強部屋の環境を整えました。
我が家の次男と長女はなかなか目標が定まらず、長男よりも家庭学習に苦痛を感じていたようです。
長女には塾に通ってみる様に勧めてみると、特に嫌がらずに通い始めたので、家で何もしないよりは塾で少しでも勉強しているのであれば、それだけで良いと考えて、家では特に口うるさく勉強しなさいとは言いませんでした。
娘は高校受験が近づくと自ら塾の自習室で勉強するようになりましたよ。
次男は塾へは行きたくないと言いましたが、時々将来について家族皆で話し合うことで少しずつやる気を出していった様子でした。
まとめ

我が家の勉強のやる気が出ない子供達の勉強法を紹介させていただきました。
私は、小学生の子供は、お母さんやお家の方と一緒に勉強するのが一番だと考えています。
そして勉強で分からないところは作らないことも、勉強のやる気が出ない子供にしないための大切なポイントだと思います。
また、勉強のやる気が出ない子供のために「これから皆で勉強をする時間だよ」という雰囲気作りも大切にしてきました。
中学生以降は目標が有るか無いかで勉強のやる気に少し差が出てしまうので将来について家族で話してみることも重要ですね。
我が家の長女の様に将来についてなかなか考えられない子供の場合は塾に頼りました。
我が家では子供の性格によって勉強のやる気も、それに対しての対策もそれぞれでしたが少しでも参考になれば良いなあと思います。
お読みいただきありがとうございました。