寒天レシピといえば、みつ豆、ところてん、ミルク寒天やフルーツ寒天などデザートを思い浮かべる方が多いと思います。
私は数年前に、秋田県ではサラダを寒天で固めたり、卵やカニカマなどいろいろな食材を寒天寄せにしておかずを作る文化があることを知り、とても驚きました。
私は、寒天で作るおかずは難しそうなので挑戦したことはありませんが、寒天デザートはとても簡単なので子供の頃からよく作っていますよ。
今回は私がよく作る美味しくて簡単な寒天デザートレシピを紹介したいと思います。
職場でも人気のみかん寒天デザートのレシピ①

この寒天デザートは私が今までに作ったデザートの中で、作った回数は1番多いです。
簡単に作れて、職場でもオレンジが濃厚で美味しいとほめていただいてます。
爽やかなオレンジの酸味でさっぱりと食べられます。
材料と作り方
- 棒寒天 7g
- 濃縮還元オレンジ(果汁100%) 1000ml(固めが好みなら900ml)
- 砂糖 大さじ10~15(90g~135g、好みで)
- みかんの缶詰め(大) 1缶
- 水(寒天を洗い水戻しするため) 適量
作り方
①ボウルに水(適量)を入れて、棒寒天を軽く押し洗いした後、やわらかくなるまで約5分水戻しします。(寒天により水戻しの時間が異なるのでパッケージに書いてある作り方のところで確認してください。)
②水戻しした棒寒天を手で握り固くしぼり、細かくちぎります。
③鍋に果汁100%オレンジジュースと②のちぎった棒寒天を入れて火にかけ、沸騰したら吹きこぼれないように火加減しながら完全に煮溶かします。(しばらく目を離してぐつぐつ煮立ててしまっても美味しくできました)
④砂糖を加えて煮溶かします。この時泡が立っていたらお玉などで泡をすくって取り除きます。(お玉の底で泡をかき集めてからすくうと取りやすいです)
⑤シロップを切ったみかんの缶詰を好みの容器に入れて、そこへ④をざるなどでこしながら移します。粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やして固めます。この時も泡が気になればスプーンなどで取り除きます。

私流作り方のポイント
寒天を水に入れて火にかけ溶かし、この寒天液が60℃位に冷めてから酸味のある果実や果汁を加えないと固まりにくくなると言われています。
しかし私は長年オレンジジュースに直接水戻ししてこまかくちぎった棒寒天を入れて火にかける作り方を続けていますが固まらなかったことはありません。
こうすることでオレンジが濃厚な寒天を作ることができます。
また寒天が完全に煮溶ける前に間違えて砂糖を加えてしまったことが何度もありましたが、この場合も問題ありません。
寒天が完全に溶けない場合も寒天の塊がそれほど多くなければしっかり固まります。
最後にざるなどでこしながら容器に移すのででき上がりは奇麗です。
オレンジジュースだけではなく、100%リンゴジュースや100%グレープジュースでもこの作り方で寒天がしっかり固まりました。
棒寒天を使って固まらなかったことは1度もありません。
私の材料へのこだわり
私はなるべく自然な食材を使いたいと考えているので、工業的に作った粉末寒天よりも、天然の無漂白棒寒天を好みます。
棒寒天がどの様に作られているのかを知ると、粉寒天よりも美味しいのではないかと思えてきます。
棒寒天の製造工程は次の通りです。
①天草(テングサ)などの寒天の原材料となる海藻を洗浄・アク抜きして煮込んで漉して固めます。
②できたゼリー状のものを羊羹状に切って天日干しします。
③北に向けて凍らせ、南に向けて溶かすを2週間ほど繰り返し、じっくり水を抜いていきます。
④水が抜けたら1週間かけて自然に乾かし棒寒天が出来上がります。
年間を通して大量生産ができる粉寒天に対して棒寒天は手間暇かけて自然に作られているので味わい深いのではないかと思います。
また、砂糖にもこだわりがあり、上白糖は用いず『花見糖』を使います。
『花見糖』は国産さとうきび100%で作られています。
褐色を帯びていますが、精製度をあえて抑えて、原料糖の香りやコクを残すように仕上げられているからです。
上白糖に比べると穏やかな甘みで、素材そのものの味を引き立ててくれるような感じがします。
みかん寒天の場合、上白糖で作ったものと比べて色合いが少し悪くなりますが私は、『花見糖』を使った寒天のほうがよりさっぱりとした仕上がりになり美味しく感じます。
デザートだけではなくいろいろなお料理に合います。
子供が喜ぶ一口あんみつ寒天デザートのレシピ②

私が高校生の時によく作って学校へ持って行った思い出のデザートです。
皆から美味しいと喜ばれました。
このデザートを作るたびに高校生時代の楽しい記憶が蘇り、懐かしく思います。
みかん寒天よりは少し手間がかかりますが、そこそこ簡単に作れて子供に喜んでもらえます。
材料と作り方
- 棒寒天 1本(3.5g)
- 砂糖 大さじ1~好みで
- 水 500cc
- フルーツ缶詰や生のフルーツ 適量
- ゆであずき缶 1缶
- レモン汁 小さじ1(無くても大丈夫)
- 水(寒天を洗い水戻しするため) 適量
作り方
①ボウルに水(適量)を入れて、棒寒天を軽く押し洗いした後、やわらかくなるまで約5分水戻しします。(寒天により水戻しの時間が異なるのでパッケージに書いてある作り方のところで確認してください。)
②水戻しした棒寒天を手で握り固くしぼり、細かくちぎって鍋に入れて水500ccを加えて火にかけ、ふきこぼれないように火加減しながら完全に煮溶かします。
③寒天が完全に溶けたら、砂糖を加えてよく煮溶かし、レモン汁も加えます。
④よく洗って乾かした卵のパックのくぼみにラップを敷いて、③の寒天液大さじ1を入れて好みのフルーツ少量とゆであずきティスプーン2杯を加えます。最後にもう一度③の寒天液大さじ1を入れてラップを巾着の様にしぼり、モールで止めます。

昔は製氷器で作っていましたが、今は製氷器が無いので卵のパックを使ってみました。
途中で③の寒天液が固まってきたら、再び火にかけて溶かせば大丈夫です。
初めて作った時は固まるのか心配でしたがこちらのデザートも固まらなかったことはありません。
ただし、ゆであずきは水分があまり多くないものを使ったほうが作りやすいです。
私流作り方のポイント
寒天のパッケージには棒寒天3.5gに対して水分は400ccが目安と書いてありますが、私はいつも少し多めで500ccの水で煮溶かします。
いつもしっかり固まり、硬さも問題ありません。
水400ccで作ると少し硬く感じるので私は、500ccが丁度良いと思います。
好みの固さを見つけるために、作るたびに水の量を少し変えてみるのもいいかと思います。
それから、私は砂糖はなるべく少なめを心がけているのと、ゆで小豆には砂糖が入っているので寒天にはあまり砂糖を加えません。
黒蜜をかける場合は砂糖は入れる必要はないと思います。
寒天液が残ったら容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めて1㎝角に切って、写真のように残ったフルーツとゆで小豆を乗せて材料を全部使い切ります。


まとめ

寒天はゼラチンと違って生のフルーツを使っても固まるので、様々なフルーツのデザートレシピが楽しめます。
寒天は水かジュースで煮溶かし、砂糖を加えてざるなどでこし、粗熱を取って冷蔵庫で冷やし固めるだけで美味しいデザートになります。
今回は数ある寒天デザートの中で特に簡単なレシピを紹介させていただきました。
寒天は日本独自の食品なのでたくさんの方に食べていただきたいです。
是非、作ってみてください。
お読みいただきありがとうございました。