断捨離で服の捨て方に悩んでいる方は多いと思いますが、私もその一人でした。
ミニマリスト気質の息子の影響を受けて4年前、40代半ばごろから服の断捨離を始めました。
すると出費がかなり抑えられたり、無駄な時間が減らせることに気が付きました。
長年服の捨て方に迷っていましたが、断捨離を意識した生活に切り替えると服への執着が消えて簡単に手放すことができるようになります。
私流の服の捨て方は用途別に服を残して断捨離すること
私の服の捨て方は、仕事・普段着用、パジャマ兼部屋着用、お出かけ用の3つに分けて必要な分だけ残して断捨離することです。
まずは自分が持っている服を全部集めて、その中から用途別に今本当に必要とする服だけを選んでいきます。
後は捨てるだけなので簡単です。
思い出のある服は無理に捨てずクローゼットにしまっておいてゆっくり検討してもいいと思います。
それでは用途別、服の残し方の実例を紹介します。
仕事・普段着用として残した服
仕事は週4~5日パートをしているのですが、5本のズボンを一年を通して履いています。
1年に1~2本買い替えていたら、黒のズボンだけになってしまいました。
トップスは何色でも合うので忙しい朝は服選びに時間がかからず助かります。
冬は寒いのでズボンの下にレギンスを履きます。
レギンスは3本揃えています。
トップスは春・夏・秋にはシャツブラウスしか着ません。
私はシャツブラウスが好きなのとチュニックやカットソーやサマーニット等よりも飽きが来ないため、長く着られるからです。
春・夏・秋に着られる七分袖のシャツブラウスを2枚、春・秋に着られる長袖のシャツブラウスを2枚、夏に着る半袖のシャツブラウスを2枚、全部で6枚のシャツブラウスを揃えています。
寒がりの私は冬には、タートルネックのセーターしか着られません。11月~3月中旬頃まで4枚のタートルネックセーターで過ごします。
パジャマ兼部屋着用として残した服
パジャマ兼部屋着は、ゆったりと着られて人前にも出られるという基準で選びました。
就寝時はパジャマの方が質の良い睡眠が得られると言われていますが、私は今のところパジャマと部屋着は一緒にしています。
以前は別々にしていましたが、休日の朝、まだパジャマでいる時に宅配便が届いて、慌てて部屋着に着替えて荷物を受け取ることが度々ありました。
パジャマ兼部屋着にしてからは、休日の朝に宅配便が届いても、そのまま出られるので慌てることなくのんびりと過ごしています。
ズボンは1年を通して3本です。そのうち1枚は生地が傷んできたので2枚に減らす予定です。冬はズボンの下にナイト用のレギンスを履くので夏も冬も同じズボンを履いています。
上着はタートルネックの部屋着を春・秋・冬用で3枚揃えて、夏はTシャツ4枚です。
冬は大きめのトレーナー2枚で、その下にはタートルネックの部屋着を着ます、1月2月などそれでも寒いときはタートルネックの下にTシャツを着ます。
お出かけ用として残した服
お出かけ用の服は、デパートでの買い物や、家族揃っての外食、友達と遊びに行くときなどに着ます。
仕事・普段着用がズボンなので、お出かけ用は、ほぼスカートにしています。
仕事・普段着用として購入したばかりのズボンもお出かけ用に履くことがあります。
しょっちゅう出かけるわけではないので、1シーズンに3着くらいずつを目安に揃えています。
春、ワンピース1枚・スカート1枚・トップス3枚
夏、スカート2枚、トップス3枚
秋・冬、スカート3枚、セーター3枚
お出かけをする時はいつも自分の1番お気に入りの服を着ているので特別な気分で過ごせます。
仕事・普段着用は同線に合う家族共用のクローゼット内の衣装ケースに収納しているのですが、お出かけ用は自分の部屋の洋ダンスに収納してあり、洋ダンスの中はお気に入りの洋服ばかりなので開くたびにトキメキがあります。
アウターは用途別に分けずに最小限に抑えます
アウターは少ないほうがクリーニング代が抑えられるので、なるべく増やさないようにしています。
春・秋用が3着(奇麗目コート1、カジュアルなジャケット2)
夏用が2着(カーディガン1,カジュアルな薄地のジャケット1)
冬はダウンコート3着、春・秋用のジャケットは下にインナーダウンを着ると12月上旬くらいまでは着られます。
用途別に残す服の捨て方の断捨離メリット3選
服の断捨離を始めてから、家の中がスッキリしてきたように思います。
物への執着がなくなり以前よりも簡単に服を手放せるようになりました。
そして清々しい気持ちになること間違いなしです。
断捨離を始めると嬉しいことが沢山あります。
出費が抑えられます
用途別に服を残すと、必要な枚数がある程度決まるため、服が傷んできてから買い替えるようになり、本当に必要な時に購入するようになります。
昨年は長袖のシャツブラウスを1枚(税込約9000円)、黒いズボンを1本(税込約2000円)、靴下を3足(税込約1000円)購入のみで済みました。
1年間の洋服代は合計、約12000円でした。
毎年洋服代に9~10万円位かけていたので8万円位節約になりました。
しかしアウターを購入する場合は、高額になるのはしかたがないと思います。
現在持っている3着のダウンコートのうち2着は4年位着ていますが、1着は一昨年買ったばかりのものなのであと2年位は購入せずに済むのではないかと考えています。
次に買い替えるときはダウンコート1着を奇麗目のウールコートにしたいなあと思っています。
今年は、仕事・普段着用のシャツブラウス2枚、黒のズボンを2枚、靴下を3足購入する予定です。
お出かけ着は、まだきれいな状態なので1年は買わなくても大丈夫そうです。
それから、クリーニング代も節約できます。
インナーダウンとカジュアルな上着やカーディガンは自分で洗濯ができ、昨年はフォーマルウエアの着用はなかったのでクリーニングに出すのはダウンコート3着と春・秋用の奇麗目コート1着で合計4着です。
時間の節約ができます
用途別に服を必要な分だけ残したので、洋服選びに迷うことがなく時間がかかりません。
例えば、仕事・普段着用は、今のところズボンは全部黒なので、トップス選びは迷うことはなく、忙しい朝の時間が節約できます。
服を探すこともなくなったので、無駄な時間がなくなりました。
ギュッと押し込んで収納することがなくなり、服をしまうのにイライラせず時間も以前ほどかかりません。
洋服をゆったりと収納すると型崩れやシワになることがなくアイロンがけの時間が減りました。
また衣替えをする必要がなくなり毎年の大変な作業時間を減らすことができました。
迷わず服を捨てられます
必要とする服だけを残したので、何度も着用し段々色があせたり、形が崩れてきます。
すると罪悪感無しで迷わず捨てることができます。
そのタイミングで新しい服が購入できるので気分もリフレッシュでき、服を捨てることにさらに抵抗感がなくなります。
まとめ
服の捨て方にずっと悩んでいましたが、断捨離を意識した生活を始めてからは本当に必要とする服だけを残して大切に着ることができています。
また、服を購入するときは、衝動買いはなくなり、慎重に選ぶことで飽きずに長く着られるようになりました。
すると無駄な出費が抑えられ本当に使いたいものにお金が使えるようになります。
服の捨て方に悩んでいる方は、用途別に今必要とする服だけを残して断捨離してみてください。
お読みいただきありがとうございました。