私は双子の息子と末娘の3人のトイレトレーニングをした経験があります。
3年保育の幼稚園に入園するまでにはオムツを卒業させたいと思い、2歳の誕生日が近付いたころにトイレトレーニングを始めましたが、なかなか進まない子供たちを見て焦ったこともありました。
しかし、可愛い子供達にトイレトレーニングが進まないからと言ってストレスを与えたりするのは嫌なので子供の性格や体質に合わせて進めることで3人とも幼稚園入園までにオムツを卒業させることができました。
今回はトイレトレーニングが進まない2歳児の対応策を紹介させていただきます。
トイレトレーニングが進まない2歳と3歳児に布のトレーニングパンツを使う
私は、トイレトレーニングには布製のトレーニングパンツを使いました。
紙オムツでは濡れた感覚が分かりにくいと思ったからです。
子供達がパンツが濡れて気持ちが悪いと思うようになれば、出る前に尿意を教えてくれるようになるのではないかと期待していました。
トレーニングパンツ開始は冬以外の季節がおすすめ
我が家の子供達の誕生日は3人とも夏なので2歳の誕生日を迎えるころが、トイレトレーニングを始めるのにちょうどいいと考えていました。
パンツや服が濡れても寒くないですし、洗濯物も乾きやすく、夏服のほうがかさばらず洗濯物も冬と比べ少ないと思ったからです。
また、冬はトイレがより寒く感じるので、大人でもトイレにあまり行きたくないと思いませんか?
私は、できれば冬以外の季節を選んでトイレトレーニングを始めたほうがいいと思います。
おしっこの間隔が短い場合は一旦トレーニングパンツを止める
双子のお兄ちゃん達の場合は6層のトレーニングパンツを4枚ずつ購入しました。
白の無地でしたが、肌触りの良いものが一番と考えふんわりとしたパイル地にしたのもあってなのか、二人とも嫌がらずに穿いてくれました。
ちょっと気が向かなそうな時は「パンツを穿いたらカッコ良いパンツマンになれるね」などと子供が嬉しくなるような声をかけてあげると効果的でしたよ。
穿いてくれるか心配に思う方は、お子様の大好きなキャラクターがプリントされていて、なおかつ肌触りの良い物を選ぶといいかもしれませんね。
トイレトレーニングは初めから上手くいくわけがなく、1時間もしないうちにパンツが濡れて、すぐに替えのパンツが無くなってしまったので数時間で、再びオムツに戻しました。
これは無駄のように思えるかもしれませんが、子供のおしっこの間隔を確認することができたのでトレーニングを開始するのが早いと判断し、思い切って一旦止めることができました。
その後冬を越して5月ごろ3歳の誕生日を迎える数カ月前に再びトイレトレーニングを始めました。
おしっこの間隔が2時間以上と以前よりも長くなったのでトレーニングパンツを続けることにしました。
雨の日以外は午前中は公園で遊ばせていたので、公園ではオムツ使い家ではお風呂に入れるまでの4~5時間くらいはトレーニングパンツを穿かせるようにしていました。
おしっこの間隔が長くなると洗濯物がそれほど増えず、楽にトイレトレーニングを続けられましたよ。
夜はトレーニングパンツを穿かせずオムツを使う
服やトレーニングパンツを洗濯するのはそれほど大変ではありませんが、お布団は簡単に洗えません。
防水シートはありましたが、シーツを毎日洗うのも大変です。
私は、夜はオムツを使うことで自分の負担を少しでも軽減することにし、ストレスをためない様にしていました。
子供は大人のイライラに敏感だと思います。
子供を不安な気持ちにさせてはトイレトレーニングが上手くいくとは思えません。
私は、なるべく穏やかな気持ちでいられる様にできるだけ楽することを心掛けていましたよ。
トイレトレーニングが進まない2歳と3歳児は決まったタイミングでトイレに連れていく
幼児にトイレを使わせる場合は補助便座が必要です。
私は、おまるが必要だと思い購入しましたが、そのおまるは便座を取り外して補助便座として使うことができ、本体は踏み台にすることがでるものでした。
結局おまるを洗うのは大変だと思い、おまるとして使ったことはほとんどありません。
アンパンマンの顔と自動車のハンドルみたいな持ち手が付いた便座は子供達にはとても気に入ってもらえたようなので補助便座として大変役に立ちました。
入浴前にトイレに連れていく
私は、再びトイレトレーニングを始めてからは入浴前に必ずトイレに連れて行きました。
毎日、同じタイミングでトイレに連れていくことで反射的におしっこが出るようになるのではないかと考えたからです。
始めたばかりは毎回上手くいくわけではありませんので、できたときは沢山ほめてあげました。
毎日、続けているうちにトイレでおしっこをすることに少しずつ慣れていきましたよ。
うんちかなっと思ったら急いでトイレに連れていく
子供がうんちでいきんだ時はチャンスですよ。
急いでトイレに連れて行き、ズボンとパンツを脱がして補助便座に座らせます。
するとほとんどの場合、トイレでうんちをすることができます。
一緒におしっこも出ることが多いので、なかなかトイレトレーニングが進まないお兄ちゃん達にはうんちでいきみ始めたタイミングでトイレに行くのも効果的でした。
うんちのトレーニングを始めてしばらくすると、お兄ちゃん達はパンツの中のうんちを気持ち悪く感じていた様で、うんちが出そうになると息むのではなく立ち止まってソワソワもじもじするようになりました。
お子様によってはおしっこよりもうんちのトレーニングから始めたほうが上手くいく場合があるのではないかと思います。
朝オムツが濡れていない日が続いたら起床時にトイレに連れていく
これは娘の場合ですが、お兄ちゃん達と違って2歳の誕生日が近付いたころには、オムツが濡れていない朝が何日も続くようになりました。
もしかしたら朝一番にトイレに連れていけばおしっこが出るかもしれないと思い、娘が起きるとすぐにトイレに連れて行ってみたのです。
娘もアンパンマンの補助便座を気に入ってくれたようでハンドルをつかんで回したりアンパンマンの顔を押して「プップッ」と音を鳴らして遊んでいました。
初めはしばらくトイレで待っても出なかったのですが、毎朝続けているとちゃんとトイレでおしっこが出るようになりましたよ。
この様に娘の場合は毎朝起きてすぐにトイレに連れていくことでトイレに慣れさせ、慣れてきたら布のトレーニングパンツを穿かせて2時間おきくらいにちょこちょことトイレに連れて行くようにしました。
トイレの間隔が長かった娘が3人の中では一番トイレトレーニングが順調に進みました。
まとめ
我が家のトイレトレーニング方を紹介させていただきました。
2歳~2歳半位になると大人の言うことがだいたい分かりますし、しっかり立つこともできるのでパンツやズボンの穿き替えが楽にできてトイレトレーニングを始めるのにちょうどいいと思います。
我が家の場合、なかなか進まないお兄ちゃん達のときは一旦やめてみましたが、うんちのトレーニングから始めても良いかもしれませんね。
また、2歳になると夜寝てから朝までオムツが濡れていない子もいるのではないでしょうか?
その場合は朝起きたらすぐにトイレに連れて行くことから始めるとトレーニングを進めやすいと思います。
もしもトイレトレーニングが進まない場合でも決してお子様をせめない方が上手くいきますよ。
1日1回お風呂の前や、うんちで息んだ時に必ずトイレに連れて行くだけでもきっと変化がみられると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。