子育て

子供の自転車の教え方はどうする?我が家の教え方を紹介!

子供の自転車の教え方はどうする?我が家の教え方を紹介!

子供への自転車の教え方が分からずにで苦労されている方は多いのではないでしょうか?

我が家では当時6歳の双子の息子と3歳の末っ子娘の3人の子供達に自転車の乗り方を教えました。

お兄ちゃん達に初めて自転車を教えるのはとても大変でしたが、娘に教えるのはとても簡単でした。

今回は子供への自転車の教え方を二通りご紹介したいと思います。

我が家流の子供に自転車の乗り方を教える方法

子供の自転車の教え方はどうする?我が家の教え方を紹介!

我が家では、子供の体のサイズに合った自転車で乗り方を教える方法と、つま先が少ししかつかない大きめサイズの自転車で乗り方を教える方法と二通りを経験しました。

結果はもちろん、子供に合ったサイズの自転車で乗り方を教えた方がとても早く乗れるようになりました。

適切なサイズの自転車の場合の教え方

娘がまだ3歳で幼稚園年少の春頃、ご近所の方から補助輪なしの小さな自転車のお下がりをいただきました。

男の子用の自転車でしたので、夫がピンクのペンキで塗装して、100円ショップで購入したラインストーンや可愛らしい絵が描かれたステッカーでデコレーションしてくれました。

娘は喜んだ様子でその自転車にまたがると、ペダルを使わずに足蹴りだけで、おもちゃのバイクに乗っていた時の様に前に進んでいきます。

おもちゃのバイクとは両足を地面や床につけて、足を後ろに蹴ったり歩いて進むバイクのことです。

娘にはこれが自転車の練習に大変役に立ちました。

自転車で遊び始めて何日か経つと軽く両足を広げて地面から足を離し、バランスを取って自転車に乗っている姿が見られるようになりました。

その10日後位には、さらにバランスを取りながらUターンしたりカーブもできるようになっていたので、ペダルを漕いでみるように話してみると、すぐにできてしまいました。

娘はペダルを漕ぐ練習をしていなかったのですぐにできてしまったことに驚きましたが、お兄ちゃん達が自転車の練習をしているのを見ていたので、ペダルの漕ぎ方は理解していたのだと思います。

自転車の乗り方を教えるにはお手本をを見せることも大切だと思いました。

もしも足蹴りだけで前に進むことも難しい様子でしたら、まずは大人が自転車にまたがって地面を足で蹴って前に進むところをお子様に見せてあげてみてください。

娘の場合はしっかりと足がつくサイズの自転車のおかげか転倒して怪我をすることも無く乗れるようになり、苦労せずに教えることができました。

また自転車のサイズが丁度良かったので転倒する心配がなく道路を走らせることはすぐにできました。

少し大きいサイズの自転車の場合の教え方

双子の息子の場合は、すぐに小さくなって買い換えるのが大変だと思い大きめの自転車を購入してしまいました。

まずは補助輪付自転車でペダルを漕ぐ練習から始めました。

自転車にまたがった時に両足のつま先が少ししか地面につかなかったので、おもちゃのバイクの様に足蹴りで進ませるという考えは思いつきませんでした。

もしも、大きな自転車を購入してしまった場合でも、転ばずに足蹴りで進むことができる様でしたら補助輪は使わずに足蹴りで進む練習をしたほうが早くバランスがとれるようになると思います。

なぜならペダルを漕ぐ練習はできても、補助輪のような支えがあってはバランスをとる練習はできないからです。

どうしたら自転車に乗ってバランスを取れるようになるのか考えて思いついた練習法が次の通りです。

この練習法は大人二人の補助が必要です。

まずはヘルメットをかぶせて長袖・長ズボンでけが対策をして、人があまりいない公園に行きます。

もしも転んだ場合、土の方が衝撃を少しでも吸収してくれると思ったのでコンクリートやアスファルトではない公園を選びました。

子供が乗っている自転車(ペダルに足を乗せて漕がない状態)の左側のハンドルを左手で、サドルの後ろの方を右手でつかみ助走をつけてバランスに注意し、勢い良く前に押し出して一瞬手放します。

子供の乗った自転車が1~2m位進んだところで子供が転倒しないように前方に立っている夫に子供の乗った自転車を捕まえて支えてもらいます。

この時子供は、怖がったり嫌がったりしなかったので練習初日はこれを何度か繰り返すことができました。

この練習法は子供が乗った自転車を押し出したり、受け止めたりするので大人は少し力が必要です。

その後も週に1~2回程度、同じ練習を繰り返します。助走をつけて勢い良く自転車を押して手放し、1人で走らせる距離を3m位、4m位と少しずつ伸ばして行きました。

転倒しないように毎回夫に子供の乗った自転車を捕まえてもらいます。

するとだんだんバランス感覚がつかめるようになりペダルを漕いで10m位直進できるようになりました。

直進が慣れてきたら誰もいない公園の広場を1周(30m位)させて大きなカーブの練習をします。

ここまで上達したら夫に手伝ってもらわなくても大丈夫です。

同じ方向に回るだけでなく反対回りにも走らせました。

その後アスファルトの上でも練習させたいと思い、人や車の通りが少ない道路で、交通ルールを教えながら走らせました。

子供はまだそれほど早く走れなかったので、私は自分の足で子供の自転車の後を走ってついて行きます。

走ることはどちらかというと好きなほうでしたので、途中で休憩しながら30分くらい走りました。

秋に練習を開始してから2ヶ月位が経ち季節は冬になっていたので、安全対策でヘルメットをかぶせ厚地の長袖・長ズボンでも暑くないですし、自分が走るにも丁度良かったと思います。

夏に練習する場合は長袖の服ではなくてもヘルメットと肘や膝のプロテクターがあれば問題ないと思います。

こうして週1回30分程度、交通ルールを覚えさせながらアスファルトの道路に慣れさせるため5~6回は走ったと思います。

こうして練習開始から3か月位が過ぎた頃、双子の息子の自転車の練習は無事終わりました。

子供に自転車の乗り方を教える前に押さえておくべき事

子供の自転車の教え方はどうする?我が家の教え方を紹介!

私は3人の子供に自転車の乗り方を教えたことで気が付いたことがあります。

次の2点を押さえておけば、子供に自転車の乗り方を教えることであまり苦労をしないですむのではないかと思います。

幼児期におもちゃのバイクに乗せる

自転車に乗れるようになるためには、自転車にまたがり、地面をけって足蹴りで乗ることが一番の近道の様に思いました。

そのために幼児期はおもちゃのバイクで遊ばせることをお勧めします。

室内でも屋外でも使えて1歳から乗ることができるものもあるので沢山練習できそうです。

小さい頃から足蹴りで乗る感覚がつかめていれば娘のように自転車の練習も抵抗なく始められると思います。

補助輪付の自転車に慣れさせない

補助輪付の自転車はペダルを漕ぐ練習や、道路を安全に走ることはできますが、息子たちの場合はそれに慣れてしまいバランスをとる感覚をつかませることが大変でした。

自転車を大人が手で支えてあげることも同じです。

支えがあってはいつまでたっても自分でバランスを取ることができません。

息子達の場合は、大き目の自転車でしたので足蹴りで練習をすることはできませんでしたが、最初からバランスを取ることを目的とした練習法を考えて実践してみました。

少し手荒な方法でしたが、転倒させないように十分注意して何とかバランスをつかませることができました。

大きな自転車は子供も大人も大変でしたので、つま先がしっかりつくサイズで補助輪なしの自転車をお勧めします。

まとめ

子供の自転車の教え方はどうする?我が家の教え方を紹介!

子供への自転車の教え方で大切なのは、自転車のサイズだと思います。

またがった時にしっかりと地面に足ががついて転倒せずに地面を蹴って進むことができれば大丈夫だと思います。

サイズは合っているのに足蹴りができない場合は大人が見本を見せてあげてください。

足蹴りで走り、軽く両足を広げて地面から足を離しバランスが取れるようになれば、練習終了に近いです。

ペダルがうまく漕げない場合は自転車のスタンドを立てて止まったままペダルを漕がせれば感覚をつかめると思います。

双子の息子の場合は、サイズが大き目の自転車で大変な思いをしましたが、初めから足蹴りで乗ることができていたら、子供に自転車の乗り方を教えることがそれほど大変ではなかったかもしれません。

今練習中のお子様たちが無事に自転車に乗れるようになりますように。

お読みいただき有難うございました。