私は、5年前から酵素ドリンクを手作りしています。
酵素はタンパク質なので、加熱すると構造が変化して、酵素の機能を失ってしまいますね。
よって、酵素は加熱殺菌することのない手作りが一番効果があるのではないかと思います。
毎年6月には梅酵素を12月にはゆず酵素を作っていますよ。
リンゴ酵素やブドウ入りの酵素も作ったことがありますが、今回は私が好きな梅酵素ドリンクとゆず酵素ドリンクの作り方を紹介したいと思います。
作り方は、初日の仕込みが少し大変ですが、是非挑戦していただきたいと思います。
梅酵素の作り方と効果は?
梅酵素は人気があり、飲みやすいという声が多いです。
ノンアルコールの梅酒のような味ですよ。
梅酵素の作り方
できればミミテックセミナー(手作り酵素と健康食)を受講されることをお勧めします。
私もセミナーを受講してから、自分で酵素づくりを始めました。
道具や材料もミミテックで購入することができますよ。
準備しておくもの
- 30リットル漬物樽1つ
- 40リットル漬物樽1つ
- 漬物用押し蓋(ふた)
- 内径50cmのザル
- 2リットルポリ容器6個
- 洗濯ネット一番大きいもの(材料をこすときに使う:100均でOKですが、ミミテックなら大きなネットが購入できます)
材料
- 無農薬の梅 10㎏
- 無農薬の野菜 1㎏
- 無農薬の果物 1㎏
- 響魂(発酵助製剤) 1パック
- 海の精 720ml
- 白砂糖 13.2㎏(無農薬の梅・野菜・果物の1.1培)
海の精は昆布を主原料に作られていて必須アミノ酸を多く含んでいるそうです。
特酢製法により北海道産の昆布の全成分をエキス化した酵素飲料です。
材料の無農薬野菜はホウレンソウや小松菜などは美味しくできないようなので葉物以外の野菜が良いようです。
人参やピーマン、トマト、ゴボウ、カボチャ、ビーツ、ヤーコン、はやとうりなどは大丈夫でしたよ。
果物はなんでも大丈夫でしたが、日向夏やレモンは皮をむかなくでも良いのですがみかんや甘夏は皮をむいた方がいいそうですよ。
作り方
①材料の梅・野菜・果物は水で洗って、水を切り乾かすか布巾またはキッチンペーパーで水分をふき取ります。
②40リットルの漬物樽(つけものだる)の底に白砂糖2㎏を敷き詰めます。
③無農薬の梅・野菜・果物(順番は自由)の1/5(2.4㎏:だいたいで構わないです)を細かく切って、①で白砂糖を敷き詰めた漬物樽に平らになる様に入れます。
④白砂糖2㎏で③の野菜や果物が見えなくなるように覆います。
⑤③④を繰り返して、最後に白砂糖で覆います。途中、梅・野菜・果物と一緒に響魂を入れます。(翌日かき混ぜるので、響魂を入れるタイミングは最後でなければいつでもいいかと思います)
⑥翌日から1日に1~2回は素手でかき混ぜます。ぬか漬けの様に自分の常在菌を入れることができますね。(手は石鹼を使わずに水かぬるま湯で洗います)
⑦1週間後に30リットルの漬物樽にザルと洗濯ネットをセットして⑥をこして、ザルに搾りかすを残したまま漬物用の押し蓋をします。
⑧に45リットルゴミ袋をかぶせて、その上から重石代わりに2リットルの水が入ったペットボトル3本を置いて、3日間おきます。(搾はかすは植物の肥料にしたり、少しずつ食べたりしています。)
⑨こした液に「海の精(うみのせい)」を入れて完成です。
⑩ポリ容器に入れて冷蔵庫に入れます。冬は暖房がついていない部屋や納戸でも大丈夫です。
手作り酵素の効果
酵素は体内でも生産されますが、生産量が限られていて加齢と共に生産量が減り、やがて生産できなくなります。
私たちが食べた食物は、消化酵素によって細かく分解されて栄養素として小腸から吸収されます。
食事をすることで酵素を消費してしまいますね。
また、エネルギー生産や、壊れた組織の修復、解毒などすべての代謝活動には代謝酵素が必要です。
酵素は食物の中にも含まれますが、加熱して食べてしまうと酵素の機能が失われてしまいます。
よって生で食べられるものは、なるべく過熱しないで食べたいですね。
手作り酵素ドリンクならなら加熱せずにいろいろな野菜や果物の生きた酵素を摂取することができます。
そして体内で生産量が限られている酵素の消費を減らすことができますね。
もう1つ大切なことは酵素が働くにはビタミンやミネラルが必要ということです。
もちろん、酵素ドリンクにはビタミンやミネラルも入ってますね。
よって酵素ドリンクの効果は『体内の潜在酵素の消費を減らして老化を遅らせることができる』ということですね。
ゆず酵素の作り方と効果は?
柚子の酵素ドリンクもとても飲みやすいです。
作り方は梅酵素ドリンクと同じです。
ゆず酵素の作り方
材料
- 無農薬の柚子 8㎏
- 無農薬の野菜 1㎏
- 無農薬の果物 1㎏
- 響魂(発酵助成材) 1パック
- 海の精 720ml
- 白砂糖 11㎏(無農薬の柚子・野菜・果物の1.1培)
作り方
柚子の旬は冬なので梅酵素ドリンクと発酵日数などが違いますが、ほとんど同じなので詳しくは梅酵素ドリンクの作り方もみてくださいね。
梅の酵素と同じ様に、漬物樽に白砂糖を敷き詰めてから、細かく切った柚子・野菜・果物と白砂糖を交互に入れていき最後は白砂糖で覆います。
翌日から2週間~3週間(夏は1週間)、1日1~2回素手でかき混ぜます。
室温は25℃以上にするか電気毛布をかけたりホットカーペットの上に置いたりして、温度が下がり過ぎないように保ちます。
こしてしぼったら最後に海の精を入れて完成です。
ポリ容器や海の精が入っていた瓶に入れて冷蔵庫で保管します。
酵素作りポイント
白砂糖は少なすぎると梅・野菜・果物が腐敗してしまいます。
白砂糖が多すぎると白砂糖がブドウ糖に分解されずに残ってしまします。
残ってしまうと白砂糖の摂り過ぎで、小腸の悪玉菌を増やすことになってしまいますよ。
いろいろな種類の酵素を摂取したい方は材料の野菜果物の種類が多いほど酵素の種類も多くなります。
味が気にならなければ梅メインとか柚子メインにこだわらずに、いろいろな種類の材料を揃えたほうが良いですね。
まとめ
酵素ドリンクの作り方と効果をまとめてみました。
道具を一色そろえるのは費用もかかり、保管場所にも少し困りますが、今では酵素ドリンク無しの生活は考えられませんので揃えてよかったと思っています。
材料も決して安いとは言えませんが、一度に12リットル位作れるので、1日に60㎖消費しても半年は持ちます。
また、仕事が休みの時には朝食や昼食を酵素ドリンクで済ませることができるので食費は少し抑えられていると思いますよ。
酵素の効果は手作りが一番だと思いますので、少しでも興味のある方は是非、こちらの記事の作り方を参考に酵素ドリンクを手作りしてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。