食べもの

ココナッツオイルはコーヒー以外に合う飲み物は有る?MCTオイルとの違いも紹介!

ココナッツオイルは健康に良いと言われていますが、摂りすぎると悪玉コレステロールを増やしてしまうとも言われていますね。

しかし、ココナッツオイルは糖質に代わるエネルギー源にもなり、殺菌作用も有るのでこのご時世、適量を上手に摂ればすこやかな生活を送ることができそうです。

私はいつもコーヒーに豆乳とココナッツオイルを合わせていましたが、コーヒー以外でも抗糖化作用が有り、なおかつココナッツオイルと合う飲み物を探してみました。

また、ココナッツオイルは20℃以下では固まってしまうので低温でも固まりにくいMCTオイルと使い分けることによっていつでも中鎖脂肪酸を摂ることができています。

今回の記事では、コーヒー以外にココナッツオイルと合う飲み物と、MCTオイルとの違いについて紹介したいと思います。

コーヒー以外にココナッツオイルと合う飲み物は?

ココナッツオイルの匂いが苦手な方はどんな飲み物を合わせてもまずいと感じるかもしれませんが、匂いが気にならない方なら意外と合う飲み物が多いと思います。

私は、糖化を防ぐことに興味があるので、抗糖化作用のあるお茶とココナッツオイルを合わせてみましたよ。

また、ココアのフラボノイドは肌の弾力向上、シワが減ったという韓国での研究結果が有るのでこちらも試してみました。(参考:日経グッディ コーヒー・ココア・お茶がいい? 老化を食い止める食事と運動の最新事情)

ココナッツオイルの1日の適切な摂取量は大さじ一杯くらいです。

成人女性の1日の必要なカロリーは、1700~2050Kcalで、そのうち7%以下が飽和脂肪酸の目標量(エネルギー比率)です。

1日2000Kcal摂取する場合その7%は140Kcalです。

ココナッツオイルは1g9.21Kcalなので、140Kcal÷9.21Kcal/g=15.2gでだいたい大さじ1杯の計算になります。 

参考:農林水産省 脂質による健康影響 日本人の食事摂取基準(脂質に関する部分)

紅茶や緑茶などお茶にも合う

いろいろなお茶の中でも抗糖化作用トップ10に注目しました。

抗糖化素材分野別 TOP10 茶・健康茶

  1. 玄米茶
  2. 紅茶
  3. 甜茶(てんちゃ)
  4. 緑茶
  5. どくだみ茶
  6. ジャスミン茶
  7. ハマ茶
  8. プ―アール茶
  9. ウーロン茶
  10. ほうじ茶

出典:同志社大学「糖化ストレス研究センター」゛抗糖化“で健康長寿の社会を実現 PDFはこちらhttps://kikou.doshisha.ac.jp/attach/page/RESEARCH_AND_DEVELOPMENT-PAGE-JA-851/119336/file/LIAISON_vol42.pdf

甜茶・ハマ茶・プ―アール茶は試していませんがこのトップ10の中では紅茶、緑茶、は特に美味しいです。

カフェインが苦手な方はノンカフェインのお茶と合わせると良いですね。

甜茶(てんちゃ)やドクダミ茶、ハマ茶はノンカフェインです。

上記の以外にも抗糖化作用のあるルイボスティーはノンカフェインですし、ココナッツオイルと合いますよ。

ココナッツオイルとココアも合う

いろいろな健康機能があると言われるココアですが、砂糖を加えすぎてしまうと糖化によってお肌や身体を老化させてしまうので注意が必要ですね。

砂糖を入れなくても、ココナッツオイルと豆乳を加えると美味しくいただけますよ。

ココアと合わせるとココナッツの香りがあまり気にならないのでココナッツオイルが苦手な方も、もしかしたら飲めるかもしれません。

参考:森永製菓 健康機能の研究成果ココア

ココナツオイルとMCTオイルとの違い

ココナッツオイルは、ココナッツ(別名:ココヤシ)の胚乳と呼ばれる部分を熱風で乾燥させて、それを圧搾して抽出したものでココナッツ独特の香りと甘みを感じます。

MCTオイルはココナッツに含まれる中鎖脂肪酸という成分のみを取り出したオイルで無味無臭です。

ココナツオイルとMCTオイルは脂肪酸組成が違う

脂肪酸は、炭素(C)の原子が鎖状につながった分子です。

その鎖の一端に酸の性質を示すカルボキシル基(-COOH)と呼ばれる構造を持っています。

脂肪酸は、人間のからだの細胞を作るために必要です。

また、脂肪酸はエネルギー源としても使われます。

ココナッツオイルは、C8(カプリル酸)、C10(カプリン酸)のほかに、C12(ラウリン酸)や長鎖脂肪酸などの成分が含まれています。

MCTオイルはココナッツに含まれる中鎖脂肪酸という成分(カプリル酸とカプリン酸)のみを取り出したオイルです。(ラウリン酸を含むMCTオイルも販売されています。)

脂肪酸について詳しくはこちら 参考:消費者庁食品表示課 脂質と脂肪酸のはなし

ココナッツオイルとMCTオイルでは消化吸収時間が違う

MCTオイル(中佐脂肪酸100% ※ラウリン酸を含む商品もあります)の方がココナッツオイルよりも吸収が速く、エネルギーになりやすいそうです。

私は、仕事や通勤時間を合わせると昼食後は7時間以上食事ができず、ほぼ立ち仕事のためMCTオイルよりも吸収が緩やかなココナッツオイルを昼食時に摂取していますよ。

また、普段から炭水化物を控えめにしているため、MCTオイルよりも長時間、糖の代わりとなる唯一の脳のエネルギーであるケトン体を増やしてくれるココナッツオイルは欠かせません。

水筒に温かい緑茶や紅茶やコーヒーにココナッツオイルを入れて持参していますよ。

ミルクフォーマーが無くても水筒を振れば飲みやすいです。

ココナッツオイルに含まれる脂肪酸の約84%が飽和脂肪酸でそのうち約47%は炭素数が12個のラウリン酸です。

ラウリン酸は炭素数が8個(カプリル酸)、10個(カプリン酸)の中鎖脂肪酸と炭素数が14個以上の中間に位置しています。

よって、ラウリン酸は中鎖脂肪酸であるのか長鎖脂肪酸であるのか見解が異なっているようです。

また、ココナツオイルに含まれるラウリン酸の吸収の速さは、中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の中間という研究結果がります。

参考:女子栄養大学 若年日本人女性におけるココナッツオイル摂取後の脂肪酸代謝に関する研究:層別無作為化単盲検比較交差試験 >>PDFはこちら

夏は、冷たいお茶でも混ぜることができるMCTオイル(代謝吸収が速い)を入れた水筒を持参して3時間ごとに飲むのもいいかもしれませんね。(ペットボトルに入れて振っても大丈夫です)

まとめ

コーヒー以外にもココナッツオイルと合う飲み物は意外とたくさんありました。

ココナッツオイルは摂りすぎると、悪玉コレステロールを増やしてしまう様ですが、適量を上手に摂れば美容効果が期待できますし、糖質ダイエットをしてる方にとっては、ブドウ糖の代わりに大切な脳のエネルギーにもなりますね。

ココナッツオイルの美容効果と合わせて、コーヒー以外で抗酸化作用や抗糖化作用のある飲み物も一緒に摂れたらいいなあと思い、混ぜてみると以外に合うのでぜひ試していただきたいです。

お読みいただきありがとうございました。